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美優の独り言(性欲処理道具の生き様)

私を皆様で廻して下さい。 精子飲みます。 恥ずかしい姿を撮影して沢山の人に見せて上げて下さい。                                  勿論目線モザイク不要です。 どうぞ私を世間の晒し者にして下さい。
2017/05 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031
 主様(これ以降、私はナレーターとして主の事を彼と呼びます)には車(スープラ)に乗る時、降りる時、変な癖があります。
特に長距離移動の時、運転席の目の前のボード(何て呼べば良いか良く分かりませんが)を「とんとん」と軽く叩いて「よろしく」、とか帰って来た時は「おつかれ」とか言うのです。
最初は私に言われていたのかと思いました。
でも彼は車に話しかけていたのです。
私はただ笑いながら「変な癖」って思っていただけでした。

この度、彼が愛車TOYOTAスープラを手離して買い替えを行いました。
乗り換える当日、ディーラーにスープラを持ち込み、そのまま新しい車で戻ってくる手筈になっていました。
その最後の日、廃車になるであろうスープラはピカピカに磨きあげられていました。
そして後部座席には一輪の花が置いてありました。

一輪の花は何となく理解出来ましたけど、それ以外の行動の全てが私には理解不能でした。

でも後に彼から語られた言葉で私は全てを理解する事になるのでした。
私の知らなかった真実、彼とスープラの間にあった深い関係がそこにはありました。

このお話はエロテーマではありません。
一人の男とスープラの間に起こった物語です。



それは今から10年以上前、中学生の頃から親交の続いている友人と久しぶりに釣りに行く事になった時の事です。
場所は某海沿いの埋立地、穴場があるとの事で友人と夜中から出発する予定でした。
車は彼のスープラで行く予定でした。
ところが待ち合わせ時間の直前、その友人が急な仕事(トラブル)で行けなくなったとの連絡が入りました。
先に近くで餌を買っていた彼。
無駄にするのも勿体ないし場所も大体分かるので一人で行ってみる事にしたそうです。

現地埋立地は建物か何かを撤去した後のような海沿いの広い更地でした。
廃材らしき物や石がごろごろしています。
車を適当な場所に止めて、切り立った海沿いに近づいていきました。
海面までの高さは約6m。
真下には岩礁帯が張り出しています。
左右を見渡した時、もう少し先の方に岩礁帯の張り出しが短そうな場所を見つけました。
そこまでは歩いて20m程の距離。
歩いて移動し、真上まで来て確認した所、こっちのが良いと思い車を移動させようとその場で立ち上がりました。

その時です。
「ドン!」と言う激しい音が響き渡りました。
振り返ると少し離れた場所で車から男性が降りてきて誤っていました。
どうやら同じように釣りに来ていた人が近くを通った時に石か何かをタイヤで踏んでその石が飛んだようでした。

でも真に驚いたのはそれではなく、20m程離れた場所に止めたスープラが目の前に止まっていた事でした。
飛び石はスープラのボディ(ミラーの斜め下辺りのドア)に当たったのです。
彼が立っていた位置とボディの傷の位置を確認すると、もしスープラがなかったら直撃コースだったようです。
もし直撃していたらまともでは済みません。
そのまま海に転落して命を落としていたかもしれません。

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彼は数分前の行動を思い返しました。
(いや、確実にあっちに車を止めた筈)

車が俺を守った・・・

それが彼の導き出した答えでした。
エンジンも掛かっていない車が勝手に移動して勝手に止まる。
単にサイドブレーキの引きが甘くて、それが多少でこぼこした路面で動いてたまたま止まっただけと思うのが普通なのでしょう。

でも彼はその偶然の重なりをスープラの意思と考えたのです。

それ以来、彼とスープラの関係は車と所有者の関係ではなく友人となりました。
その事件の前から良く手入れをして愛していたスープラ。
更にその関係が深くなるのでした。

そして現在に至るまで深く長い関係が続きました。



もう部品も手に入らず、錆も出始め、ひび割れも起こして満身創痍の状態だったスープラ。
ディーラーでスープラを預け、新しい車に乗り込む時、彼はドア上のボディを軽く「トントン」と叩いて「よろしくな」そう言いました。

新しい車に乗り込んだ時のことです。
後ろから突然
「ビーーーー!」
とホーンの音が響き渡りました。
それはスープラからの声でした。
ディーラーの方がスープラを移動しようとした時に誤ってホーンを鳴らしてしまったようでした。
素早く振り返ってスープラを見た彼は向き直って新しい車を走り出す時に、
「ああ、そうだな」
「ありがとう」
そう呟きました。

新しい車を走らせながら唇を真一文字に閉じ、何かを堪えるようにしている彼。
次第に彼の瞳からは涙が溢れ出し、途中何度も車を止めなくてはならない程でした。

普段はおちゃらけ、何か事があれば気丈な振る舞いを見せる彼。
私が初めて見る彼の涙でした。



古き良き日本では物を大切に扱う事で魂が宿ると言われています。
きっとこのスープラにも魂が宿ったのだと私は思っています。

車に「トントン」として話しかける彼の癖は今も変わっていません。
でも今はその癖をほほえましく見ています。
私にはスープラの魂が新しい車に移動しているのではないかと今も思っています。



何故、こんな話しを私のブログに書いたのか?
そう思う方もいらっしゃるかと思います。
私が書かなければこの物語は埋没してしまいます。
でも私がここに書く事で少なくとも私のブログが存続する限りはこの物語は残ります。

この記事を見ている方にもし車に関係する仕事をしている方がいらっしゃったら、どうぞ御自分の仕事に誇りを持って取り組んで下さい。
そしてもし車関係の仕事をしている友人がいるのでしたら伝えて欲しい。
ここまで一台の車を愛した男がいた事を。
きっとこのスープラは車としての生涯をまっとう出来た事と思います。

物を大切にする心。
その心が残っている昭和の男達が私は大好きです。


・TOYOTAスープラ

昭和63年式
全走行距離 243,356Km
走行中故障 0回
事故      0回(埋立地での貰い飛石除く)



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